漫才魂

笑いの方程式とは
一段落としの笑いの方程式
二段落としの笑いの方程式
二段落とし(言葉・洒落)
二段落とし(言葉・慣用句)
二段落とし(言葉・意味の幅)
二段落とし(言葉・抽象)
二段落とし(言葉・連想)
二段落とし(言葉・評価の差)
二段落とし(言葉・行動決定の差)
二段落とし(言葉・結果の推論
(順行推論)の差)

二段落とし(言葉・過去の推論
(逆行推論)の差)

二段落とし(言葉・特殊)
二段落とし(視覚・感情)
二段落とし(視覚・動機)
笑いのフローチャート
漫才とは
一段落としの笑いの方程式

笑い=安心感(価値)―ワザとらしさ(冗長)
□価値とは、ボケ役(自分)の言動に観客が抱く感情の事。
□冗長とは、ボケ役(自分)の言動に観客が抱く疑問の事。
※価値は、常に観客に優越感を与えなければならない。
※場合によっては冗長は除かなくても良い。しかし、その場合、笑いの純度は低くなる。
一段落とし
2008年 124 ブッシュ大統領に靴攻撃
自分:こないだ、ブッシュ大統領が、記者会見で記者に靴を投げられましたね!
相方:しかし、ブッシュ大統領は、機敏な動きで飛んで来た靴を回避しました!
自分:実は、私も記者会見で、記者に靴を投げられた事があるんです!
相方:そうなんですか!
自分:その時、私もブッシュ大統領の様に、機敏な動きで飛んで来た靴を回避しました!
相方:おっ!あなたも運動神経抜群ですね!
自分:そしたら、後ろの壁に当たって跳ね返った靴が、私の後頭部に直撃しました。
相方:...。
解説:観客は、ボケ役(自分)の頭に靴が当たるのを見て、優越感を得る事が出来ます。 しかし、それだけでは笑いの純度は非常に低くなってしまいます。なぜなら、 ボケ役(自分)の顔面に靴を当てたのでは、観客は「なんで避けないんだろう?」と言う 疑問を抱えてしまうからです。ですから、上記のネタでは、ボケ役(自分)の後頭部に靴を当てる事で、 その疑問を取り除いています。なぜなら、人間の後頭部には目が付いていないからです。 それが、観客に疑問を抱かせず、観客に高い純度の笑いを与える事に繋がるのです。
各変数の値
価値:ボケ役(自分)の後頭部に靴が当たる(マイナス)
意味:なし
冗長:不可視
※冗長に代入出来る値には、不可視の他に、習慣や自律神経などの値があります。