漫才魂

笑いの方程式とは
一段落としの笑いの方程式
二段落としの笑いの方程式
二段落とし(言葉・洒落)
二段落とし(言葉・慣用句)
二段落とし(言葉・意味の幅)
二段落とし(言葉・抽象)
二段落とし(言葉・連想)
二段落とし(言葉・評価の差)
二段落とし(言葉・行動決定の差)
二段落とし(言葉・結果の推論
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二段落とし(言葉・過去の推論
(逆行推論)の差)

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二段落とし(視覚・動機)
笑いのフローチャート
漫才とは
二段落とし(視覚・感情)
2004年 18 ドン様
自分:韓国から、今度はドン様ってのが来日しましたね!
相方:そうですね!
自分:で、ドン様ってのが男前でさ、女性はその顔を見ただけで涙を流したんだって!
相方:それは凄いですね!
自分:でも、昔は俺だって俺の顔を見た女性は号泣してたんだよ!
相方:ホントかよ!?
自分:「あんまりブサイクでかわいそう!」って。
相方:同情されてどうすんだよ!
解説:「視覚・感情」とは、人間の視覚の弱点を突いて笑いを取るものです。 人間の目は、不可視なものには非常に無力です。従って、人間の感情は不可視でありますから、 その人の言動から予測するしかありません。上記のネタでは、人間が泣くと言う行動から、 人間の感情を予測しています。そして、その予測を価値と意味で裏切っているので、 純度の高い笑いが得られているのです。又、冗長を取り除く変数の値は「不可視」です。
各変数の値
情報:「昔は俺だって俺の顔を見た女性は号泣してたんだよ!」
価値:感激して泣く(プラス)⇒同情して泣く(マイナス)
意味:美男子⇔ブサイク
冗長:不可視