漫才魂

笑いの方程式とは
一段落としの笑いの方程式
二段落としの笑いの方程式
二段落とし(言葉・洒落)
二段落とし(言葉・慣用句)
二段落とし(言葉・意味の幅)
二段落とし(言葉・抽象)
二段落とし(言葉・連想)
二段落とし(言葉・評価の差)
二段落とし(言葉・行動決定の差)
二段落とし(言葉・結果の推論
(順行推論)の差)

二段落とし(言葉・過去の推論
(逆行推論)の差)

二段落とし(言葉・特殊)
二段落とし(視覚・感情)
二段落とし(視覚・動機)
笑いのフローチャート
漫才とは
二段落とし(視覚・動機)
2004年 06 ボディーガード
自分:最近、誘拐事件とか世の中物騒ですね!
相方:そうですね!
自分:確かお前にも、小さい弟さんがいるんだろ!?
相方:そうそう!だから登下校の時とか不安でしょうがないよ!
自分:じゃぁ、俺が一緒に登下校してあげるよ!
相方:ホント!?それは安心するよ!
自分:お前の弟が他の生徒を誘拐しないように。
相方:失礼な事言うなよ!
解説:「視覚・動機」の笑いの取り方は、「視覚・感情」と全く同じと言ってもいいでしょう。 人間の動機も、人間の感情と同じく不可視でありますから、その人の言動から予測するしかありません。 上記のネタでは、「じゃぁ、俺が一緒に登下校してあげるよ!」と言うボケ役(自分)の発言から、 ボケ役(自分)の動機を予測しています。そして、その予測を価値と意味で裏切っているので、 純度の高い笑いが得られているのです。又、冗長を取り除く変数の値は「不可視」です。
各変数の値
情報:「じゃぁ、俺が一緒に登下校してあげるよ!」
価値:弟を誘拐から守る(プラス)⇒弟が誘拐しない様に守る(マイナス)
意味:被害者⇔加害者
冗長:不可視